ついに来てしまったお別れ(泣)
この幹之メダカは特別な思い入れがあった子です。
ついに昨日お別れの日が来てしまいました。
1ヶ月半ほど前から背中が曲がり始めてそれからは泳げなくなっていました。
正確には泳げないというよりは普通のメダカのようにスイスイと泳ぎ浮いていられない。
ずっとソイルの上で過ごし、時々跳ねるようにぴょんと移動していました。
大体1歳半くらいかな。
寿命といえば寿命かもしれませんね。
普通は寿命を迎えた生物はこのようになる前に死んじゃうのかと思います。
泳げない魚や飛べない鳥は野生の世界では死ぬのを待ちます。
生命力の強いこの子は水槽の子だからこの1ヶ月ほど、メダカの餌はピンセットで少しつまんで口の側まで持ってくると食いついて来ました。
30センチの高さのある水槽はとても浮き上がれないので餌を食べらなくて。
ここ数日はそうしても食べようとしなくなったので「ああ、そろそろお別れかな」と覚悟はしてたんだけどね。
今うちにいる幹之達のほとんどがこの子の子と言っていいほどたくさんの卵を毎日産んでくれました。
そんな多産の彼女は天国に行ってしまいましたが、おそらくは彼女の最後の卵から孵化した子たちであろう稚魚を今日幹之水槽へ移しました。
ただ今、水合わせ中。
ん?た、、、、、卵がぁ?!
稚魚なんですよ。この子達。体長1.5センチくらい?
さすが多産だった彼女の子。
こんな大きさで産卵するのはうちでは見たことありません。
とはいえ、生後3ヶ月くらいなのでアリですね。
この30センチ水槽ではこの前、買って来た幹之のスーパー光も来た早々卵をよく産んでくれます。
アクアリウムショップの店長さんに言ったら「えええ!!!もう?」とびっくりしていましたっけ。
こちらもまだ成魚になりたてですから。
あんまりよく産卵するので採卵しきれません。
限られた水槽では育てられないので水槽が過密になってしまうから。
「本当によく産卵するなぁ」とモスをルーペで覗いていたら、なんだか熱い視線を感じました。
卵をよく見ると目が。
もうそろそろ孵化ですね。
これ以上は稚魚を増やせないなーーーーと思いつつ、採卵はしないで孵化して水槽に浮いて来たら、そして親メダカに食べられなければ救助して稚魚水槽に移そう。