大雨の翌日
梅雨真っ只中ですが、大雨の翌日というのはビオトープにとって災難が起きることがあります。
そう、溢れ出る水だったり、濁りだったり。
うちのビオトープは40センチの睡蓮鉢が3つあり頑丈な囲いがしてあります。
暑い夏の日差しと雨対策もバッチリでビニールシートを被せておけば台風でない限りはへっちゃらです。
しかし、稚魚を育てるカブトムシ飼育ケースを利用した水槽はただガーデンシェルフに置いてあるのみ。
雨はかからない場所なのですが、突風と大雨には少し心配でした。
冬の間はこの飼育ケースは家の中に起き、夏に放すメダカの稚魚を育てていました。
前日の大雨の翌日、稚魚水槽を見に行くと・・・
なんと蓋が外れて落ちているわ、中の卵入れが傾いてしまっているわ。
卵入れとは小さな小鉢の中に少し底砂を敷いて採卵したメダカの卵をたくさん入れていました。
ああ・・・こ、これは。
底砂の中に卵はきっと埋まってしまっている。
それに蓋が外れた衝撃なのか水が少し溢れて稚魚が50匹くらい育っていたのに半分くらいしかいない・・・なんてことだ。
激しく動揺しながらも水槽を持ち上げた拍子に腰にビビッと違和感が。
ああ・・・これ3年前くらいにも経験した痛みだ。
確か高額なカイロプラクティックに連日通ったり、整骨院なども利用してなんとか治したんだっけ。
数年前の腰痛をまた繰り返してしまった。
痛みに耐えながらも水槽を持ち上げてみるとその下に敷いていた発泡スチロールの溝に2ミリくらいのミナミヌマエビの稚エビ、1センチほどのレッドチェリーシュリンプ が生き延びていた。
小さい方はスポイトで吸い取り、大きい方は広告をちぎってすくい取り無事水槽に帰しました。
それにしてもどうしてこんなことに。
腰の痛みをさすりながら真っ先に思ったのが「ハクビシンの仕業か」でしたが、水槽の中の砂が荒らされていないので多分、単に突風でふたが外れたのでしょう。
そうそう、この辺りは横浜の住宅地ですがハクビシンが出没し、去年メダカを根こそぎやられた経験があります。
先日、ふと夜中、ドラクエしてて、窓の外を見たら、ハクビシンが庭にいるのを発見しました!
そんなこんなで半数に減ってしまった稚魚たちなのですが、ビオトープに入れる数には十分です。
それにうちの中の水槽の子たちは毎日卵を水草に産み付けています。
せっかく育てていた稚魚たちを失ったのは悲しいですが。