メダカとエビのビオトープ+猫

ビオトープ2年目になりました。家の水槽二つと猫とユルい毎日を綴ります。

子猫保護未遂事件

日曜日の朝、子猫の鳴き声で目が覚めました。

庭に2匹の子猫を発見!

あとで調べてわかったことですが、この子達は生後約2週過ぎから3週くらいでした。

目も開いているし、毛並みも綺麗で健康状態は上々です。

まだ社会性がついていないため無防備で簡単に捕獲(あ、保護です。保護)できてしまいました。

さて困ったどうしたらいいものか。

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漫画で表現すると目がハート型になって飛びてている感じになっちゃう

この時はまだ成長段階がよくわからないのでとりあえず、いつもうちの猫にあげるウェットフードをすりつぶして置いてみたものの全く興味を示しません。

まだ離乳できていないようです。

歩き方もヨチヨチで歩くというより這っている感じです。

ミャウミャウとしきりと動いているところを見るとお母さんを探しているのですね。

うちにはご飯をもらいに来る通い野良が何匹かいます。

その1匹が産んだ子猫だろうとは推測できました。

まさかうちの前に誰かが捨てていったということはないだろう。

かかりつけの動物病院へ電話をかけてどう世話していいのかを教えてもらうことにしました。

そうこうしているといつもうちに来るトラ猫が子猫を1匹加えて、クロネコヤマトのマークのように運んできました。

「!」

と子猫にあげたキャットフードを目の前に置いてみると子猫を側に置いてバクっと手早く食べてまた子猫をくわえて家の裏手に歩いて行きました。

どうやら、ヨチヨチ歩く子猫を置いてどこにも行けず連れて歩いていたのか。

裏手には木材など積み重なる場所があってそこで子猫を産んだのかもしれません。

その辺りに後で見に行くとそこにはあと2匹くらいの子猫がいました。

少なくとも計4匹の子猫を連れて歩くのはお母さん猫大変ですね。

1匹ずつ移動させている途中で私に見つかって保護されてしまったらしいです。

お母さん猫がいるのなら保護しなくても自然に任せたほうがいいと私は判断し、そのお母さん猫がいるであろう裏手のあたりに子猫達を置いてみるとしばらくして鳴き声はしなくなりました。

その後時折鳴き声はしますが、お母さん猫は無事に子猫を回収してくれたようです。

めでたしめでたし・・・とはいかないのですがね。

この地域には地域猫活動をしているグループが多分いるのですが、詳細はよくわからない。

うちにご飯を食べにくる野良たちの片方の耳に先を切られた子たちがいてこれは確か避妊済みの目印だったはず。

こういったグループは、野良猫の餌をやりに来る「餌やりさん」同様、人目につかないところで活動しています。

野良猫の世話という論議が分かれる活動は表立ってやりにくいですよね。

この子猫達も野良猫となり、厳しい生き方をすることになり、幸い元気であればまた野良猫を生み増やすことになってしまいます。

野良猫の寿命は4〜5年と言われています。

うちにご飯を食べに来る野良猫達もそのくらいのサイクルで入れ替わっています。

自由でいいなあと傍目には思いますが、厳しい現実もあるということを突きつけられます。