地味な花
ビオトープでよく見られる水生植物の一つにウォーターコインがあります。
和名はウチワゼニグサといい、ウォーターコインよりウォーターマッシュルームという方がよく聞くかもしれません。
ビオトープのように水中に沈めた状態でも見栄え良く、普通に鉢植えやハイドロカルチャーにしてもいいようです。
去年ビオトープを始めた時、ハスを植えたのですが、葉はどんどん広がるものの夏が終わろうとしても花をつけませんでした。
初年のハスは花をつけないものも多いらしいですが、株分けして翌年もやろうという気にはならず、ホームセンターで何かいい水生植物はないかなぁと探したのがウォーターコインでした。
葉がマッシュルームのように見える、コインのように見えるという見た目からこういう名前になったのかな。
写真のように花をつけていますが、何しろ「え?」というくらい地味です。
どちらかというと特徴的な葉の方に目を惹かれるくらいです。
初心者にはトップレベルの育てやすい植物だと思います。
本当に強くて手入れをしなければどんどん増えます。
茎が伸びて茎の節目から根を生やしてどんどん広がってビオトープ中がウォーターコインになってしまうのでハサミで伸びた茎をどんどんカットしてやらないととんでも無いことになります。
カットした茎はそのまま鉢に植えて他のビオトープに生けるもよし、ハイドロカルチャーのようにしてテーブルに飾ってもよしです。
多分水さえあれば育つくらい強い草です。
ビオトープの手入れをする時、伸びた茎をカットし、毎回そうもしていられないので、立派な茎なのにもったいないなぁと思いつつポイっと捨ててしまいますが・・・