インテリア水槽は難しい
うちの中には二つの水槽があります。
そのうちの一つがインテリア水槽という小さめでライトを上から照らしておしゃれに見せる女性が興味を持ちそうな水槽なんです。
ところがコレ、使ってみるととてつもなく管理が難しく、気を使います。
水量は約4リットル、半円形で横幅が24センチで高さは21センチの小型です。
現在は楊貴妃(オスメス2匹)、幹之(オスメス2匹)、レッドチェリー(エビ)数匹、イエローシュリンプ(エビ)数匹、ビーシュリンプ(エビ)数匹とお掃除屋のタニシとフネアマ貝がいます。
生体や水草や流木を配置する文字通りインテリアになりますが、アクアリストの方々はすぐに「あーぁ」とため息をつくであろう。。。
小型ゆえ水量が少ないので、水温が変わりやすいのです。
室温というのは日々変わり、エアコンをずっとつけているわけではないので、影響を受けやすく、夏にはエアコンを切って出かけようものならあっという間に水温30度になっており、メダカもエビも茹で上がりそう。
実際、水温に敏感なエビはすぐに弱ってしまいます。
夏にはファンが欠かせず、エアコンは一日中入れっぱなしというコストのかかるアクアリウムです。
まあ私も暑さ、寒さに弱いタチなので自分のためでもあるんですけど。
そして水量が少ないことの欠点は水質悪化しやすいことでもあります。
フィルターはありますが、底砂にはフンや食べカスが溜まりやすいので毎朝、スポイトを突っ込み底の表面に積もるカスとフンを吸い取り、800ccほどの水を換えています。
そもそもエビは水質に敏感ゆえ、極力水換えはしないほうがいいのですが、小さい水槽では水質が変化しやすいため微妙に調節しなければいけないのです。
これがとても難しい。
変化を嫌うエビ、しかし水質の汚れは命取りというとても我儘な生き物なんですね。
元気そうに見えても実は徐々に弱ってある日底に横たわっているという悲しい経験を何度もしています。
そして特筆すべき大問題がそう、アオミドロです。
アクアリストのお悩みトップ3に必ず入るであろうあの緑色の糸を引く気持ち悪いやつ。
次回はその深刻なアオミドロ問題について書いていきますね。