メダカとエビのビオトープ+猫

ビオトープ2年目になりました。家の水槽二つと猫とユルい毎日を綴ります。

野良ちゃん捕物帳の終結

昨日、手術を終えた子猫5匹とお母さん猫1匹が帰ってきました。

みんな元気。よかった〜

夜にもかかわらず動物愛護協会の方が連れてきてくれました。

大変な仕事だなぁ。

ボランティアなのかな。

お隣さんがお仕事で夜しか都合がつかないのでどうしてもこの時間になります。

入り組んだ道にある住宅街なので車を止める場所にも一苦労します。

ちょっと道に止めただけで嫌味を言われてしまいました。

さぁ、猫達を放しますよ。

みんな元気にカゴから出て行きました。

そして入れ違いに昨日、本当にラッキーにも最後の2匹を捕まえたので引き渡しをして手術を終えてから2日後に帰ってきます。

今回捕まえたのは下の黒白ハチワレお父さん猫ともう一匹のお母さん猫です。

昨日、放したお母さん猫と双子のようにそっくりで見分けもつかない子です。

実際、この2匹とお父さん猫は皆きょうだいだったような気がします。

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このお父さん猫(だと思う)を捕まえたかった!

オス猫は放しておけば次々、子猫を産ませてしまうのでこのお父さん猫をとても捕まえたかったんです。

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一足お先に手術を終えたちゃね。冬支度のビオトープ の囲いの上で。

野良ちゃんなので捕まえたらケージはそのまま、外に置かねばなりません。

出してしまうとすぐ逃げたり、暴れるので手を触れてはいけないのです。

雨がかからないような場所とビニールや落ち着くように目隠し布をかぶせておきます。

ちゃねが心配そうにビオトープ の囲いに乗って見ていました。

もしかしてお父さんとお母さんかもしれません。

引き取りに来てもらうのが翌日なのでまる24時間もここに置くのはとても胸が痛みました。

そっと蓋を開けて(本当はしてはいけません。餌は網の間から落としてくださいと言われました。)ご飯を差し込みました。

水入れも置いては見たのですが、やはりというか倒してしまいました。

水分が取れるように餌はウエットにしてさらに水をかけて混ぜて見ました。

これで水分は大丈夫。

下の写真は帰ってきた子猫。

捕まえたり手術されたりと辛い経験させちゃったけど案外と幸せそうです。

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平和に日向ぼっこしています

今回帰ってきた5匹の子猫の内訳はなんとメス4匹、オス1匹でした!

もし、もし、これを放置してたら春には4匹のメスとお母さん猫再びでうちの周りにはさらにノラちゃんが増えていたでしょう。

お隣さんの考えでこのように捕獲して手術をしたのですが、この姿勢は立派だと思います。

ただ餌をあげるだけだった私も考えが改まりました。

出費はすごいですけどね。

メスが1匹5000円、オスは行政からの補助のみで賄えました。

さて、案外と知られていないことですが、手術を終えて放たれた「地域猫」達は耳の先を切られています。

メスは左、オスは右だそうです。

以前からうちに来る野良ちゃんで耳が切れている子がいて何かの地域冊子のようなものを読んでいたら不妊手術済みの野良ちゃんは目印として耳の先っちょを切るのだそうな。

そして、今回捕獲した目標には含まれていませんがもう1匹、捕まえたいオスがいました。

滅多にここに来なくなったので死んだのかと思っていたら昨日ひょっこりと来たのですが、よく見ると耳の先が切られています。

この近所にきっと私達のように野良猫に不妊手術をしている方がいるようです。

こういったことって口に出すようなことではないので意外と広がらないし交流も生まれないものです。

迷惑に思う人もこうした地道な努力を続ける人もひっそりと共存しているのですね。